嵐山
巨石を配した広大な庭園が瑞々しい緑の世界に包まれる
天龍寺の塔頭寺院で、細川頼之公の財をもって寛正2年（1461）に創建された。通常非公開で、春と秋のみ特別公開を行う。獅子岩など巨石を配した獅子吼の庭は、室町時代に策彦周良禅師によって作庭された回遊式庭園を現代に復元したもの。苔や300本ものカエデを鑑賞できる。
大正時代に建てられた無畏庵で、庭をながめながらお抹茶をいただこう（茶席は500円）。
「獅子吼」とは「仏が説教する」という意味を持つ。
洋画家・壁画家の田村能里子により描かれた本堂の襖絵『風河燦燦三三自在』。
ほうごんいん
宝厳院
075-861-0091
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
嵐電嵐山駅から徒歩3分
9:00～17:00（16:45受付終了）
拝観料：庭園700円、本堂500円（参拝志納料は変更の場合あり）
天龍寺駐車場利用（有料、昼間のみ利用可）
休み : 特別公開期間中無休（法要などで休止の場合あり）※通常非公開
