西院

龍村美術織物

生活に取り入れたい優美な“芸術織物”

伝統的な織物の世界に、美と独創性を兼ね備えた意匠を取り入れ「美術織物」というジャンルを確立した西陣織の名門。令和6年（2024）に創業130年を迎える。初代・龍村平蔵は、古代織物の研究と復元に取り組み、織物を芸術品の域へと高めたことで知られ、芥川龍之介もその仕事ぶりを激賞した。初代の熱意は多くのテキスタイルデザイナーに受け継がれ、革新的なものづくりへの挑戦を続ける。ショールームに展示する商品は、帯や小物、インテリアアイテムなど多彩。美しさと個性あふれる意匠に職人の細やかな技も光る逸品をぜひ確かめて。
写真は絹糸一本一本が描き出す美術織物の世界に心奪われるテーブルセンター8,250円～。生活の中にぜひ取り入れてみたい。