京都御所周辺

護王神社

足腰健康のご利益にあずかる

京都御所の西側に鎮座する、平安京の造営に貢献した和気清麻呂（わけのきよまろ）とその姉・広虫（ひろむし）を祀る神社。300匹のイノシシが清麻呂を困難から救い足の怪我が快復した故事にちなみ、足腰を守護する神様として信仰されている。境内には、狛猪をはじめ数多くのイノシシ像が建つ。毎年11月1日に催される宮中儀式を再現した「亥子祭」（いのこさい）が有名。境内では神前挙式を行うこともできる。

写真は社殿。現在の社殿は、明治19年（1886）に建造され、高雄山神護寺境内より遷座した。

願かけ猪・座立亥串（くらたていぐし）
招魂樹（おがたまのき）の根本に刺し立つ座立亥串。自分の名前と願い事を書いた紙札をはさんで願掛け猪の前に刺すと、願いが叶うとか。
幸運の霊猪
境内を入ってすぐ右手にある手水舎のイノシシの鼻を撫でると、幸せが訪れると言われている。猪の口から水の出ている様子がユーモラスでかわいらしい。
足の袋お守り（左）腰の袋お守り（右）各800円
足の袋お守りは3色、腰の袋お守りは2色が揃う。根付のタイプ1,100円や足腰両方のお守り1,300円などもあるので好みで選ぼう。
猪おみくじ 500円
一つ一つ顔の雰囲気が異なる可愛らしいイノシシ。中におみくじが入っているので、お気に入りを選ぼう。占ったあとは部屋に飾りたい。
御朱印帳2,000 円
スウェード生地があしらわれた質感が高級感を漂わせる御朱印帳。表面には神紋である「向い四つ藤」、裏面には猪が施されている。
【年中行事】
●4月4日「護王大祭」
護王神社の例大祭で、京都御所でも儀式が行われる。

●6月30日「夏越大祓」
心身を清め、疫病や災厄から免れるよう祈願する神事。大祓式の後、参列者全員で茅の輪をくぐる。