祇園

安井金比羅宮

あらゆる緑をサポートしてくれる神様

治承元年（1177）ごろ創建、主祭神に崇徳天皇を祀る。かつて崇徳天皇がいっさいの欲を断ち切り讃岐の金比羅宮に参籠したことから、悪縁切り・良縁結びの神社として信仰されている。人との悪縁だけでなく、たばこ、ギャンブルや病気などの悪縁も切れるという。良縁で結ばれた男女は一緒に訪れても縁が切れることはなく、より強く結ばれるのでご安心を。

写真は縁切り縁結び碑（いし）。高さ1.5ｍ、幅3mの絵馬をかたどった巨石。形代を手に表からくぐって悪縁を絶ち、裏からくぐって良縁を結び、最後は碑に形代を貼るという流れ。

本殿
縁切り縁結び碑をくぐる前に、忘れずに本殿に参拝しよう。本殿の周りや境内には、さまざまな願いが書かれた絵馬がずらりと並ぶ。
参道
静謐な空気が流れる境内で、賑やかな祇園のなかにいることを忘れてしまいそうになる。まずは、手水舎で心身を清めてから参拝を。
形代（かたしろ）
縁に関する願いを記入する身代わりのお札・形代は100円程度を志納。男女の縁のほかに、病気や悪癖の縁も切ってくれるといわれている。
大判小判守り 1000 円
大判と小判の形をしたこちらは、金運のご利益があるとされる。小ぶりなので、財布に入れたり、ポーチにつけたり肌身出さず持てる。
縁切・縁結守800 円
縁結びと縁切りのお守りのセット。その名の通り、悪縁を絶ち良縁を結ぶご利益があるとされる。青と赤の鮮やかな色合いも美しい。
【年中行事】
●5月10日「春季金比羅大祭」
本殿での祭典の後、願いが書かれた護摩木を焚き上げる火焚神事が、縁切り縁結び碑の前庭で行われる。

●6月30日「夏越大祓」
罪穢れを移した人形をお祓いする神事。心機一転や心配事の解消などの願いを人形に託す。