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Special interview

鹿児島出身インタビュー Vol.9

大原 優乃 Yuno Ohara

タレントとして様々な分野で活躍している鹿児島出身の大原優乃さん。小学生のころから芸能界でのキャリアをスタートさせ、2014年にはDream5としてリリースした「妖怪ウォッチ」のエンディング曲「ようかい体操第一」が大ヒット。その後も数々のドラマ、グラビアなどで話題の大原さんに、鹿児島の好きな場所、モノ、思い出などを聞いてみました。


小学生のころからテレビの仕事をされていた大原さん。とても忙しい学生時代を過ごされたそうですね。

できるだけ地元から通いたいという思いがあって、高校卒業までは鹿児島に住みながら、仕事のある時は鹿児島空港から飛行機で現場へ、という生活でした。両親もその思いを尊重してくれて、空港までの送迎をしてくれていました。
特に「ようかい体操第一」がヒットした頃はとても忙しくて、学校のテストのためだけに帰るようなスケジュールでした。

鹿児島で印象に残っている場所を教えてもらえますか?

磯海水浴場の目の前にある、両棒餅の「中川家」さんには鹿児島に帰ってきたときに立ち寄ることが多いんですけど、顔を覚えてくださっていて、いつも「おかえり」って迎えてくださるので、実家のような安心感があります。
ちなみに私の写真集でも地元の鹿児島で撮影をしているカットがあるのですが、「中川家」さんでも撮影させていただいてるんです。
それだけでなく、2023年のファンクラブのバスツアーのときに、ファンの皆さんと一緒にお伺いしたのも思い出です。

ほかにも鹿児島に帰ってきたな~と感じる場所ってありますか?

ラーメンだと「五郎家」さん。ここも帰省したら必ずっていうほど食べに行くぐらい好きなお店です。30分以上は待つ覚悟で行列に並んでいます。
あとは「平川動物公園」。学生のころは年パスを持っていて、よく遊びに行きました。私、シロクマが好きで、よく会いに行っていたんです。
あとは、年末年始に帰った時に三社巡り。御朱印帳も持っているくらい神社を巡るのは好きなんです。最近だと、釜蓋神社、照國神社、霧島神宮を参拝しました。釜蓋神社に行った時は釜を頭の上に乗せて歩きました。周りは海で風も吹いていたんですが、うまくいきました。
神社では、家族の健康と、今年もお仕事頑張りますっていう報告をしました。

かなりアクティブに鹿児島を楽しんでますね。

帰ったらもうスケジュール表を作って、行きたいところは全部行くようにしていますね。

普段愛用している、鹿児島のモノってありますか?

普段は自炊をしているので、お味噌やお醤油は、いつも母が鹿児島から送ってくれたものを使っています。いまでも鹿児島の味付けに必ずしちゃいますね。煮物にざらめを入れたりして、割と甘めの味付けの和食を作ったりしています
醤油といえば、初めて東京に来た時に醤油のしょっぱさに驚いて、小学生の時はちっちゃい鹿児島の醤油を持ち歩いていたくらいです。
あとは、唐船峡のそうめん流しも大好きなんですが、市販されているめんつゆも大好きですね。
それと、お土産でよく渡しているのが「だいやめ」という芋焼酎です。ラベルもシンプルに黒でかっこよくて、お世話になっているスタッフさんにご挨拶へ行く時に、父が持って行ってくれたりしています。私も焼酎はそこまで詳しいわけではないんですが、「だいやめ」は香りもフルーティーな感じで飲みやすいです。

鹿児島からお土産で買っていくものにはどんなものがありますか?

お菓子はいっぱい買いますね。鹿児島空港で売っている「フェスティバロ」が大好きです。母が鹿児島から来る時は絶対に頼んじゃいます。あとお菓子なら「かすたどん」もおすすめしたいです。
袋ラーメンも空港に売っているので、配ると喜ばれるんです。九州のラーメンというと福岡にフォーカスが当たりがちだと思うんですけど、私は鹿児島のラーメンが一番だと思っています!

大原さんにとって旅をしたくなるときってどんなときですか?

自分へのご褒美として旅をすることが多いです。
作品の撮影に入ると、数ヶ月プライベートがないくらい忙しくなることもあるので、これが終わったら旅行に行こう!って頑張れるご褒美を計画することが多いですね。
好きなのは京都です。神社やお寺巡りをしながら、おいしいご飯をいただいて、まったり過ごすのが好きなんです。
あと仕事でいろんな島に行かせていただいた中で、長崎の五島列島も好きなんです。時間がゆっくり流れているように感じます。仕事をしているとやっぱり時間にせかされてしまう感覚になるので、リセットされるというか、穏やかな気持ちになれる場所だなって。

お仕事では鹿児島の時の癖だったり、鹿児島のことばやイントネーションが出るときってありますか?

普段は標準語で喋れるんですけど、ドラマの撮影でたまにイントネーションが出てしまう時があって、そういう時は何度かNGを出してしまいます。
でも鹿児島の言葉は大事にしたいなと思っているので、両親と話したりしていると一瞬で戻りますね。

鹿児島のいいところ、ホッとすることって、どんなところだと思いますか?

まだまだ鹿児島には自慢したくなるものがいっぱいあるんです。
その一つとして、人が温かいところが本当に大好きです。帰るとおかえりって言ってもらえるような、温かい地元の方々の支えに、少しでも恩返しできるようにって思いながら活動しています。
親戚もそうなんですが、子供のころから近所でお付き合いしている家があったり、まるで家族のように良くしてくださる方達がいっぱいいます。
東京で生活していると、そういう人との関わりって少ないと思うので、鹿児島の人たちの温かい環境が今の私を作っているんだなと感じますね。

 

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