南栄
鶏むね肉や錦糸卵、パパイヤの漬物などをご飯にのせて、鶏がらスープをかけていただく“鶏飯”(1,680円~)
奄美の食で紬ぐ鹿児島旅の思い出
県本土から南へ約380キロの場所にある奄美諸島の自然や伝統を、鹿児島市内にいながらにして感じられる『奄美の里』。敷地内にあるレストラン「花ん華」では、奄美の郷土料理・鶏飯をいただける。江戸時代には鶏飯で薩摩の役人をもてなしたことから、別名「殿様料理」と呼ばれるおもてなしの心を味わって。
鶏飯に魚の唐揚げやジーマーミ―豆腐など南国の食がつく“島じゅうり膳”(1,880円)
人気No1の “黒豚ロースかつ膳” (1,980円)。黒豚と鶏飯、2つの美味しさを味わえる
ヴィーガンメニューも用意。“鹿児島の季節の彩り野菜と濃厚ごま豆乳の薬膳スープ膳” (3,000円)(3日前までの要予約)
大島紬やサンゴ石など奄美の意匠を凝らした店内
16,000坪の敷地には、奄美大島の原生林を彷彿とさせる「奄美風庭園」と、様々な大陸文化が行き交った奄美の島々を表した「道の島庭園」という、趣の異なる二つの庭園がある。ほか、敷地内には極彩色鮮やかな花々が咲き誇り南国情緒あふれる空間に。
世界三大織物の一つに数えられる奄美大島「大島紬」の伝統の染色や織りの技法を楽しく体験できるアクティビティも充実。南の島の海岸近くに生息する福木の染液を使って、オリジナルの黄色いハンカチを作る「草木染ハンカチ体験」(約40〜50分・入園券付2,500円)や、大島紬を織る手織機でオリジナル作品を作れる「手織体験」(約90分・入園券付5,500円)などは、完成した作品を当日持ち帰れるから旅のお土産にもうれしい。
※要事前予約
館内のショップ『加那衣屋』では、ショールやネクタイ、スマホショルダーなど普段仕様のアイテムを製作し販売する「工房花いろ」のオリジナル商品ほか、県内の焼酎や奄美から取り寄せたお菓子などの鹿児島土産を購入できる。
099-267-1331
住所:鹿児島市南栄1-8-1
交通アクセス:JR指宿枕崎線「谷山」駅・市電「谷山」電停より車で5分
営業時間:11:30~15:00(14:00 OS)、17:30~21:00(20:00 OS)
休み : なし(火曜・水曜はランチタイムのみ営業)
公式HP : https://hananka.amaminosato.jp/