セイカ食品

キャラメルのような四角い飴をオブラートで包んだ唯一無二のスタイルと食感で、今や日本中で愛される銘菓「ボンタンアメ」は、発売からもうすぐ100年を迎える。いつの時代も変わらぬ美味しさをポケットに入れて、昔ながらの鹿児島を味わって。県内スーパー・小売店や空港、駅売店などで販売。

菓子から冷凍食品、そして新分野へ

1903年に菓子問屋「松浦屋商店」として創業。水飴に始まった製造はボンタンアメ・兵六餅・南国白くまと広がり、現在では菓子・アイスクリーム・冷凍食品の製造・卸を軸に、スポーツ・パン製造・介護事業等にも注力している。

鹿児島の夏の風物詩「氷白熊」を手軽にご家庭で

昭和初期、綿屋（布団屋）が閑散期となる夏場に、練乳をかけた氷にフルーツや小豆などをトッピングし販売していたかき氷。練乳のラベルに白熊印があったことから「氷白熊」と名付けられ、街中やデパートの食堂で提供されていた。その氷白熊を昭和44年頃、セイカ食品がカップ詰め商品として作ったのが「南国白くま」。

現在では定番の練乳をはじめ、いちごやマンゴーなどのフレーバーに、カップ、バー、モナカタイプなど形状も様々に約20種の南国白くまを作り出し、全国のスーパーやコンビニで販売されている。また、南国白くまの製造技術を生かし、その他多彩なアイスクリームも製造している。

通販でも南国白くまを堪能！

セイカ食品の製品は楽天市場などのサイトからも購入可能。なかでも贈り物として人気なのが「南国白くまＤＸ（デラックス）詰合せギフト」（3800円）。ファンの多い練乳とマンゴー味の個食タイプ（270ml）がセットになっている。

美味しさ、食べやすさの裏に徹底した衛生・品質管理あり

南国白くまにトッピングされるフルーツ類は、時期によって大きさや硬さにばらつきがあるため機械化が難しいうえ、見栄えよく完成させるためにすべて手作業で行っている。人が触れて作業する分、手袋などの衛生管理を徹底し、品質にこだわった製品作りをするほか、独自の製法で南国白くま特有のシャリッとした食感と、スプーンの通りの良さを実現。甘い食文化の鹿児島ならではの練乳の濃い味もぜひ楽しんで。