京都観光コンシェルジュ vol.18
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千■■灯■■供■養■■Sentō Kuyō西■院■の河■原■■Sai no Kawara鐘寺内にひっそりと佇む鐘。毎朝11時30分に『茶沸かしの鐘』を鳴らしていて、周辺の地に時間を知らせる。ああだだしし野の念ねん仏ぶつ寺じ☎075-861-2221京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17 京都バス停鳥居本から徒歩5分500円9:00〜16:30(受付終了)i如じ寺ごち来山智ご利益を持ち帰ろうAdashno Nenbutsu Templeあだし野念仏寺Bell十三重塔や石仏、石塔などで埋め尽くされた光景。往古あだしの一帯に葬られた人々のお墓で何百年という歳月を経て無縁仏となっていた。14時より本堂にて執り行う。ただし供養の受付は毎日。8月に行われる千灯供養の様子。ともに行われる行灯が街道沿いに並ぶ『愛宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)』も必見。風にそよぐ竹林を眺めながらの散策もおすすめ。緑いっぱいの光景に気分もリフレッシュするはず。寺内では春は桜、秋は紅葉も楽しめる。嵯峨野エリアの散策コースにうってつけの景観が魅力。西院の河原に続く参道など、自然に囲まれた情緒あふれる風景を堪能しよう。御朱印帳各1,500円四季の移り変わりを表した御朱印帳。青もみじ、赤く染まったもみじ など3種類が■う。表紙には石仏や石塔群の様子も描かれている。※季節により変動無休 なしP217-A2129Map空海(弘法大師)が五を開創したことに始まるあだし野念仏寺。その後法然上人の念仏道場となり、今の寺名になった。「あだしの」は「化野」と記し、「あだし」とははかない、むなしいという意味を指す。「化」にはこの世に再び生まれてくることや極楽浄土を往来する願いが込められている。境内の西院の河原に祀られている数千体の無縁仏に、ろうそくを灯して供養する千灯供養は京の夏の風物詩として知られる。The 1000 lantern memorial service, in which thousands of graves are lit with candles in the temple, is known as a summer tradition in Kyoto.さんらいにょ嵯峨野Sagano年中行事毎月24日(8月は除く)水みず子供養参拝メモ竹林Bamboo Forest数多くの無縁仏を弔う千灯供養で有名な寺A temple famous for its “Sento Kuyo”, a memorial service for the dead who have no relatives.

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